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モルモットの性別の見分け方|オス・メスの特徴と確認の進め方

「モルモットの性別の見分け方 形の特徴と確認の進め方」の文字と、自然な姿勢の2頭のモルモットを描いたイメージイラスト
イメージイラスト(AI作成)

体の大きさや性格だけでは、性別は決められません。オス・メスの外見の違いを言葉で整理し、落ち着いて確認する準備と、見分けにくいときの対応をまとめます。

目次

まず、ここだけ押さえよう

  • 性別は、お尻の近くにある生殖器の外見を手がかりに確認します。
  • 文字の形は目安です。若い子や、はっきり見えない子は「未確認」として病院へ。
  • 一緒に暮らす前に性別を確かめ、予定のない繁殖を防ぎましょう。

見るのは、体格や性格ではなく生殖器の外見

生まれて間もない子は、オスとメスの見分けが難しいことがあります。お迎え先で性別を教えてもらっていても、見た目と説明が合わない、同居を予定しているなどの場合は確認し直しましょう。モルモットに詳しい店員さんに確認の経緯を聞き、はっきりしないときは診療できる動物病院へ相談します。

「大きいからオス」「おとなしいからメス」という決め方はできません。体格には年齢や個体差があり、性格にもその子らしさがあります。性格と個体差の読み方も合わせてご覧ください。

性別を調べるときに見るのは、後ろ足の間、お尻に近い部分です。外から見える生殖器の部分と、便が出る肛門は別の場所にあります。まず、どちらを見ているかを区別します。

オスとメスの外見の目安は、下の表で整理しています。絵や文字の形だけで決めず、見分けにくいときは病院で確認してもらいましょう。

性別見た目の手がかり気をつけること
オス生殖器の外見は、小文字の「i」に例えられます。丸い部分と、その下の縦のすき間を手がかりにします。若い子や去勢した子では、精巣によるふくらみが分かりにくいことがあります。
メス外陰部は、大文字の「Y」のように枝分かれした形に例えられます。「Yに見えた気がする」だけで、同居の判断を確定しません。
文章でつかむ、オス・メスの外見の目安

「i」「Y」は見た目を伝えるためのたとえです。向きや年齢によって似て見える場合があるため、文字の形や肛門との距離だけで決めません。参考資料欄には、実際の写真が載っている性別確認ガイドもあります。

確認は大人が担当し、支える人と見る人を分ける

慣れない抱っこで暴れると、落下やけがにつながります。初めて確認する家庭では大人が担当し、可能なら二人で行います。子どもは、明かりの準備や記録の役割から参加できます。

床に座り、両手でモルモットの胸側とお尻を支える抱っこの基本のイラスト
胸側とお尻を支える、抱っこの基本です。性別を見る角度や、生殖器を操作する方法を示す図ではありません。詳しくは安全な抱っこの仕方へ。(AI作成の説明用イラスト)
STEP
落ち着ける場所を用意する。

大人が座り、滑りにくいタオルを敷いた膝の上など、低い位置で支えます。静かな環境と、見やすい明かりを用意します。

STEP
胸とお尻を支える。

胸側を支える手と、お尻・後ろ足側を支える手で体重を受け止め、体を自分の近くに保ちます。仰向けに寝かせて押さえつけません。

STEP
もう一人が、外から見える範囲を確認する。

皮膚を強く押す、つまむ、陰茎を引っ張る操作はしません。扱い方が分からなければ、病院で確認してもらいます。

STEP
短く終え、記録する。

暴れる、強く嫌がる、体を支えきれない場合は中止します。見えなかったときは推測で埋めず、「未確認」と記録します。

抱き方の基本は、安全な抱っこの仕方へ。性別の確認のために、何度もつかまえて見直す必要はありません。

腫れ、出血、痛がる様子、排尿の異変があれば、確認を続けず動物病院へ相談します。性別が分からないことと、病気があることは別です。

獣医師は、見た目以外に何を確認するの?

オスでは、適切な位置へごく軽く圧をかけ、陰茎を確認する方法があります。資料に書かれた「軽い圧」の位置や強さは、文章だけでは伝えきれません。初心者や子どもが、出てくるまで押し続ける方法として使わないでください。家庭で行う場合は、担当獣医師にその子で方法を示してもらいます。

こういうときは、見た目だけで決めない

気になったこと考え方・対応
赤ちゃんで、形が小さい若い子は判定しにくいことがあります。病院で性別と、母親・きょうだいと住まいを分ける時期を相談します。
精巣のふくらみが見えない若いオスや去勢後のオスもいます。「ふくらみがない=メス」とは決めません。
乳首があるオスにもメスにも乳首があります。乳首の有無を判定材料にしません。
フンがバナナ型・俵型に見える以前の説明ではフンの形の違いも紹介していましたが、本記事では性別の判定に使いません。フンの形から同居の可否を決めず、生殖器の外見と病院での確認を頼りにします。
説明された性別と、見た目が違う気がする「店で言われたから」で終えず、確認を依頼します。性別を確かめるまでは、繁殖につながる組み合わせを避けます。
間違えやすい状況と、次にすること

相談時は、モルモットを診療できる病院へ「性別を確認してほしい」と伝えます。名前・生年月日またはお迎え時の月齢・同居相手・去勢手術の記録があれば一緒に知らせましょう。かかりつけ医の探し方も参考になります。

一緒に暮らす前に、予定のない妊娠を防ぐ

性別の確認は、家族が飼い方を決めるための大切な準備です。未去勢のオスとメスを、繁殖を予定していないまま同居させません。性別がまだ確定していない相手とは、部屋んぽで直接会わせることも控えます。

オスは生後3週という早い時期から繁殖できる場合があります。生後3週の離乳時に母親やメスのきょうだいから分けるという目安もあります。赤ちゃんが生まれた家庭では、「まだ小さいから大丈夫」と待たず、早めに病院へ確認日と住まいの分け方を相談してください。

去勢したオスも、手術直後から妊娠させる可能性がなくなるわけではありません。同居を始められる日は、手術をした病院に確認します。性別が分かっても相性の確認は別に必要です。モルモット同士の暮らしへ進みましょう。

家族で残す、性別の確認メモ

お世話の担当が変わっても同じ情報を使えるよう、確認した内容を一か所に残します。目で見た予想と、病院で確認した結果を分けて書くと、伝え間違いを防げます。

名前・個体を区別する特徴____
生年月日・お迎え時の月齢____/不明
確認日・確認した人____
結果と、確認の方法オス・メス・未確認/家庭での観察・病院での確認
去勢手術と同居についての指示____
同居相手・次に確認すること____
紙や家族のノートに写して使う記録欄

「未確認」と書くことも、その子を守る判断です。記録があいまいなまま相手を決めず、確認を終えてから、安全な住まいと相性に合う暮らし方を考えましょう。

以前の図(現在の判定・抱き方には使いません)

以前のサイトで掲載した図を、旧資料として保存しています。図中のフンの形は性別の判定に使いません。仰向けに寝かせた姿勢も、家庭で行う確認の手本にしないでください。

以前のほうき星に掲載したオスとメスの模式図。生殖器の形を比較するための図で、フンの形と抱き方は判定・実践の基準にしません。
以前の掲載イラストを保持。フンの形による判定や、仰向けの抱き方を勧める図ではありません。
参考資料

資料確認・編集:2026年10月9日。公開資料をもとに家庭向けに整理しています。獣医師等による個別監修を受けた記事ではありません。

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