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牧草の種類と刈り取り|その子が食べる牧草を選ぶ

牧草を食べるモルモットと複数の牧草を並べた、選び方のイメージイラスト

一番刈りだけにこだわらず、種類・実物の品質・食べ方を見て選びます。毎日の分量は給餌マニュアルへ。

目次

まず、ここだけ押さえよう

  • 食用のイネ科牧草はいつでも食べられるようにします。
  • 刈り取りの番号は収穫回数を表し、歯や病気への効果の順位ではありません。
  • 急に食べにくくなった時は、牧草変更だけで終えず病院へ相談します。

このページは 毎日の食事ガイド|牧草・ペレットの量と家族の給餌手順 の詳しい補足です。基本の説明や体験の経過は、もとの記事で確認できます。

まず、食べるための牧草を切らさない

牧草は歯の摩耗と消化に必要な繊維を支える主食です。毎日の管理では、汚れたものを取り、良質な食用牧草をいつでも食べられるようにします。種類を探している間も、慣れた牧草をなくさないでください。

牧草候補を比べる

種類位置づけ選ぶ際に見ること
チモシー成体の基本にできるイネ科牧草。香り、葉と茎、粉塵、湿り・カビ、実際に食べる量。
オーチャードグラスチモシー以外のイネ科の候補。実物の柔らかさや好みは袋ごと・個体ごとに確認。
オーツヘイイネ科牧草の候補。種実だけを選ばないか、食用製品の表示と全体の食べ方を確認。
クレイングラス筆者が検討する選択肢。今回の確認資料ではモルモットへの適合・「低カロリーで減量向き」という比較は未確認。子どもの給餌へ追加せず、製品と病院で確認する。
アルファルファ栄養とカルシウムが多いマメ科。成長期、妊娠授乳等は用いる場合がある。健康な成体の常用主食へ自己判断で置き換えない。
メドウヘイ草地の草を乾燥した牧草の候補。同じ名前でも草の組合せが違うことがある。モルモット用の食用製品か、草の種類と品質を確認。
ライグラスヘイイネ科牧草の候補。食用の乾燥牧草として表示された製品を選び、湿り・カビ・粉塵と実際の食べ方を確認。園芸用の草や芝を同じものとして与えない。
種類と使う前の確認

飼い主の牧草アレルギーが気になる時も、違う種類なら必ず大丈夫とは限りません。人の症状は医療機関で相談し、動物の食事を保ちながら扱いやすい方法を考えます。

一番・二番・三番刈りは、収穫回数

表示意味見方
一番刈りその年の最初の収穫。番号だけで最も歯を削る、最も高繊維と決めない。
二番刈り再び育った後の2回目の収穫。柔らかく緑が多いものもあるが、いつも上位の品質とは限らない。
三番刈り3回目の収穫がある場合の表示。「シニア専用」「歯の病気に有効」と番号で選ばない。
番号から分かることと分からないこと
獣医師の資料で確認できたこと

特定の刈り取り番号が年齢、消化器や歯の病気に適するという科学的な裏づけは確認されていません。品質は成熟度、葉と茎の割合、栄養、香りなどでも変わります。

我が家の経験|長い牧草を選んだ理由

以前、我が家ではケージの床にチップを使っていました。短い牧草はチップと混ざり、どれくらい食べたか分かりにくかったため、長い牧草を選びました。短いものを使っていた時より食べた量を確かめやすくなり、モルも気に入ったようで、よく食べてくれました。

床にある長い牧草を口元で食べている我が家のモルモット
我が家のモルモットが牧草を食べている、当時の写真です。牧草の長さだけでなく、口元と実際の食べ方も見ます。写真の床材や配置は、現在の推奨例ではありません。

長さは、刈り取りの番号とは別の見方です。これは当時の床材と与え方での経験なので、長い牧草ならどの子にも合うとは限りません。その子の好みと食べやすさ、食べた量を見ながら選びます。

買ってからの確認は3段階

牧草を開封して品質を確認し、慣れた牧草と少量ずつ試し、食べる量・フン・体重を記録する三段階の図
①開封時に湿り・カビ・異臭・過度な粉塵を確認。②慣れた牧草を保ち、候補を少量ずつ試す。③食べる量・フン・体重も見る。急な食べにくさを、好みだけで説明しないようにします。(AI作成の説明用イラスト)
  1. 開封時に見る。カビ、異臭、湿り、過度な粉塵がないか。問題があれば与えない。
  2. 慣れた牧草と並べて少量試す。どの部分を食べるか、残すかを見る。新しいものだけに急に替えない。
  3. 食べる量と体調を見る。急に硬い茎を避ける、こぼす、よだれ、体重減少、フンの減りは、好みだけと考えず相談する。

保管と補充

高温・湿気・直射日光を避け、袋の保存表示で管理します。筆者の「1〜2か月で使える量を買う」は買いすぎを防ぐ計画例であり、全製品の期限ではありません。開封日を記し、湿った床へ新しい牧草を継ぎ足さず、汚れを先に取り除きます。床材用の牧草と、新鮮な食用牧草を区別してください。

ほうき星の考え|食べられることを出発点に

私は、香りや感触を比べ、その子の好みに寄り添うことを大切にしています。「一番刈りを食べるまで他を与えない」という進め方にはしません。食事は、量だけでなく食べる姿を知る時間です。

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参考資料

長い牧草を選んだ筆者の経験は、初代「ほうき星」の食事の記事から再編集しています。

資料確認・編集:2026年10月6日。公開資料をもとに整理しています。獣医師等による個別監修は受けていません。

刈り取り番号と年齢・歯や消化器の病気との対応については、Oxbowの獣医師Micah Kohles氏の公開解説を参照。この記事の個別監修を同氏に依頼したものではない。

  • RSPCA NSW|Guinea Pigs
    牧草候補としてMeadow hayとRyegrass hayの記載を確認。ブルーグラスはモルモット用食餌としての適合・製品条件が未確認のため、候補表には追加していない。

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