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モルモットの飼育環境-ケージの設置場所

目次

快適な置き場所  

モルモットは夜行性で臆病で用心深いく高温多湿に弱い動物です。環境の変化に弱く、急に変えると怯えて餌や水をとらなくなります。

そんなか弱いモルモットが安心して快適に過ごせる場所にケージを置きましょう。

温度変化が少ない場所

高温多湿は苦手

モルモットは比較的涼しい山岳地帯で過ごしていたせいか、高温多湿に弱く、特に暑さには弱い動物です。

寒さに対しては暑さに比べてどちらかと言えば適応性があります。動物園のモルモットたちが集団で身を寄せ合って屋外の大きな小屋の中で寒さに耐えている例もあります。

ただし、短毛種や無毛種では寒さの耐性が弱いので注意しましょう。

快適に過ごせる温度

モルモットの飼育温度は18~24℃、湿度は40~70%を目標に設定したいですね。

温度の変化に弱い

また、暑さや寒さが厳しくなくても、温度の変化には弱い動物です。 一日の温度変化が少なく、朝の冷え込みや昼の暑さが少なく安定した温度管理が望ましいです。

エアコンや暖房の風が当たない場所を選んで、ドアの近くや出入り口の近くなどは急激に温度が変化しやすいので避けて下さい。

静かで騒がしくない場所

なるべく静かで大きな音や振動や衝撃音がない場所を選びましょう。

大きな音には敏感

モルモットは臆病で神経質な性格なので、騒がしい場所は落ち着かずストレスになります。
人の気配や足音、物音ですら敏感に反応します。
ストレスがたまると様々な反応を示し体調を崩しかねません。

必要に応じて毛布やシーツなどでケージを覆ってモルモットが落ち着くように工夫するのも良いですね。

いつも人が集まり飼い主の目が届く場所

人がいる所はモルも快適

いつも人がいる場所は空調で温度がコントロールされて室温が安定しているのでモルモットにとっても快適であるという利点もあります。

体調の変化やトラブルに迅速に対応

静かな場所と矛盾しているかもしれませんが、寝室などの個室で無人の部屋に置くのは飼い主の目が届きにくく、飼育に適していません。

飼い主の目が行き届くことは、モルモットをよく観察できるので体調の変化やトラブルに対して迅速に対応できます。

モルモットは人が大好きです

モルモットは人に懐いて構ってもらうのが大好きなので、人がいる場所に置くと遊んで~って鳴いたり寄ってきます。

さきほど人の気配や足音に敏感と記載しましたが、どうやらモルモットは視覚か嗅覚か聴覚のどれかで飼い主の違いがわかると思われます。

いつも遊んでくれる飼い主や美味しいものをくれる飼い主が近づいただけでピーピー鳴いて催促します。

風通しが良く湿気がこもらない場所

モルモットは生理的に高温多湿に弱く、また感染予防や、呼吸器系の疾患や皮膚病を防ぐために風通しが良く湿気がこもらない場所を選んで下さい。

ただし、風が直接当たらないように工夫しましょう。

適度な高さの安定した場所

低く安定している場所は脱落したり落ちて怪我をしないので飼育に適しています。
モルモットが部屋に出て遊ぶ場合に、のどが渇いた時など自分でケージに出入りが出来るメリットもあります。

不安に感じる置き場所  

モルモットが不安に感じる場所は快適な場所の反面です。
以下の場所は避けましょう。

  • 外気やエアコンなどの風が直接当たる場所
  • 出入り口の近く
  • トイレ
  • 廊下
  • 物置
  • 倉庫
  • 窓際、直射日光があたる
  • ベランダ
  • 玄関
  • お風呂
  • キッチンの近くなど、モルモットが食べられない物を口にしてしまう
  • 子供部屋
  • ドアやテレビの近く
  • 寝室などでひとりぼっち
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