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モルモットの飼育方法-爪切りのやり方

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爪切りのタイミング  

モルモットの爪の伸び方は個体によって違い、早い仔は1カ月に1回程度切りますし、半年に1回切ればいい仔もいます。運動量の多い仔は爪が削れてすり減って比較的伸びにくいのですが、老モルやおとなしい仔は早く伸びます。

爪が伸びすぎると先端が丸く内側に向いてきます。この状態で歩いたり走ると、カーペットに爪が引っかかったり、スノコの隙間に挟まって怪我をする危険があります。

爪の先端が曲がっていたりとがっていたら爪の形を整えてあげて下さい。
ブラッシングの時などに時々チェックしてあげましょう。

爪切りの仕方  

爪切りで切る

モルモットの爪は根本に血管が通っています。白い爪の子は透けてピンク色がみえるので、その2~3㎜手前で切ります。
しかし、黒い爪の子はわかりずらいので、少しずつ切っていきましょう。光を当てるとわかりやすくなります。もし分からないようなら、ペットショップや動物病院に連れて行って切って貰いましょう。
※モルモットの爪切りは小動物用の爪切りを使いましょう。

ヤスリやグラインダーで削る

ヤスリを使用したりグラインダーを使って爪を削るときも爪切りと同様に血管の2~3㎜手前まで削ります

この場合は少しずつ削っていきましょう。グラインダーを使うときはモルモットがモーターの音にビックリするかもしれません。 最初は爪を削らずに音だけを聞かせてあげて、怖くないよと認識すると安心すると思います。

安全に切るためには

爪を切るときに嫌がる子もいます。あらかじめブラッシングなどで人に慣らした後でひざ抱っこに慣れておとなしく暴れなくなったら爪切りをします。暴れる仔はタオルでくるむと安心しておとなしくなる場合があります。

また、おとなしい仔は飼い主さん一人で爪切りができますが、暴れる仔は1人が抱っこして、もう一人が爪切りを行うと安全です。
ひざ抱っこの時に大好きな物を与えて食べている間はおとなしくして切りやすくなる仔もいます。
暴れる仔は無理に切ると危険なのでペットショップや動物病院に連れて行って切って貰いましょう。

出血したら  

・出血したら、止血剤をつけてあげます。
クイックストップや、バイオグルーム(止血剤)粉末タイプで、出血したときのために置いておくとよいでしょう。
・出血した箇所に火の付いた線香を押しつけると一発で血が止まります。止血した箇所は黒くなり止血は完了です。

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