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モルモットの飼育方法-歯のケア

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モルモットの歯  

奥歯は見えませんが、全部で20本あります。歯根は開放性で生涯伸び続けます。歯が伸びると痒くなるので囓って長さを保ちます。

歯のケア  

モルモットは硬いペレットではなく繊維質の多い牧草を咀嚼して歯をすりへらします。切歯でエサをかみ砕き、臼歯ですりつぶしながら食べます。
牧草の中でも適度な堅さがあり繊維質の多いチモシーがよいでしょう。チモシーはカロリーも少なく沢山与えても健康に問題はありません。

歯が伸びたら  

歯が伸びすぎると、堅い物を食べない、よだれが出る、 口元が汚れる、食べこぼしが多い、じっとしてることが多くなる 食欲が落ちるなどの症状が現れます。

歯の病気  

歯の健康の観点からも繊維質を多く含んだ餌を与えることは重要です。
モルモットの歯は切歯(前歯)も臼歯(奥歯)も一生伸び続けます。
牧草や乾草などは繊維質が多く、カロリーが低いため多くの量を食べることが必要となります。
前歯も臼歯(奥歯)も上下の歯がうまく噛み合わさることですり減り伸びている歯が磨耗し上下の歯のバランスが取れているのです。もし、臼歯の不正咬合となってしまった場合は、口の周りはよだれが出て濡れており、物がよく食べられていないため、食欲がなくなります。
また、前歯が異常に伸びてしまう不正咬合の多くは、臼歯の不正咬合が原因で前歯の噛み合わせが悪くなり、発症するといわれています。できるだけ早く動物病院に連れて行く必要があります。

健康な歯になる食べ物  

硬いペレットよりも上下の歯ですり潰して食べる牧草を常に与えてください。
おやつとしてたまに笹の葉をあげると繊維質が豊富で咀嚼をたくさんするので歯の健康に効果が期待できます。

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