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モルモットの飼育方法-モルモットの仕草

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仕草で気持ちを表現  

ペットショップや動物園のふれあいコーナーで見るモルモットは穏やかで大人しい動物でじっとしているように見えますね。
実はモルモットは感情の表現が豊かで、走ったりジャンプしたりして自分の気持ちや要求を鳴き声とあわせて仕草でも表します。

モルモットは何かが欲しいときや嫌なときに鳴くように、感情を豊かな仕草で表現します。モルモットを飼ってよく観察すると、いまどんな気持ちなのか、ご機嫌なのかなどがだんだん分かるようになります。
そうすると、飼い主はどんなことをすればモルモットがご機嫌で気分よく過ごせるかが分かるようになり、モルとのコミュニケーションを通じて信頼が上がり仲良くなれると思います。

モルモットの仕草  

モルモットは個体差やその仔の性格や生まれ育った環境でしぐさが違いますが、代表的なしぐさを参考まで紹介します。

嬉しいとき 喜んでいるとき

・体をひねってジャンプします。(特に子供のモルモットによく見られるしぐさで、ポップコーンジャンプと言われています。)
・撫でている時などに飼い主の手をペロペロ舐めます
・クッククックと鳴きながら歩きます

お腹がすいたとき

・冷蔵庫や飼い主の方に向かってケージにつかまり立ちをして、大きな声で鳴きます。

リラックスしている時

・飼い主がケージの近くに行くとモルが寄ってきます。
・体を横にして休みます。この時に足をダランと伸ばして、肉球が見えることもあります。
・飼い主の前で伸びやあくび、毛づくろいをします。
・飼い主の前でエサを食べたり、手渡しでエサを食べます。
・抱っこしている時に目を閉じます。
・ケージから出すと自分から飼い主に寄って来る。もしくは、ケージの扉を開けると自分で外に出て遊びます。
・ケージの中で巣箱に入らず、飼い主の前で目を閉じて寝ます。

かまって欲しいとき 寂しいとき

・クイックイッまたはプイプイと鳴きます。エサが残っておりおやつを与えても食べません。

驚いた時

・急に起き上がって、ダッシュして走り出します。物陰やケージの後ろなどにすっ飛んでいきます。

警戒しているとき 怖くておびえているとき

・巣箱や物陰に隠れて出てきません。
・目は大きく開きます。
・じっとしています。体毛を逆立てることもあります。
・首を持ち上げます。
・歯をカツカツと鳴らします。
・低い声でグルグル鳴きます。
・人が見ているとエサを食べません。
・ケージから出すと部屋の隅っこに行ってじっとして動きません。

怒っている時 イライラするとき 威嚇しているとき

・口を大きく開けて歯を見せます。
・歯をカツカツと鳴らします。
・低い声でグルグル鳴きます。
・大声でキーキーと鳴きます。
・触ると手を押し返されたり振り払われます。
・巣箱やエサ入れや床材などを鼻先で押しのけます。

交尾したいとき

・オスはメスのお尻の臭いをかいで追いかけ回します。
・グルルル~ グルルル~と鳴きます。

近くに別のモルがいるとき

・周囲の臭いをクンクンかぎます。
・相手のモルのお尻の臭いをかぎます。
・鼻をつきあわせて臭いをかぎます。
・鼻をつけて挨拶をします。

喧嘩をするとき

・口を大きく開けて歯を見せます。
・目を大きく開けます。
・毛を立てます。
・耳を立てます。
・前足を立てて攻撃の意志を見せます。
・後ろ足はしっかり踏ん張ります。

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