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モルモットの飼育方法-お風呂の入れ方

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入浴の必要性と頻度  

モルモットのお風呂については国内では一般的には入れない方がよいと言われています。 同じげっ歯類のカピバラは水の中で泳ぐ習性がありますがモルモットにはありません。
しかしながら、うちのモルはお風呂に入れていおり獣医からも入浴を勧められたので、お風呂の入り方について記載します。

モルモットは自分で毛の手入れをする習性があるので臭いや汚れが見られなければ無理に入浴する必要はありません。

逆に汚れていたり臭いが気になる場合は入浴が効果的な場合もあります。もうひとつ、ばい菌で汚れた体や体毛を洗うことで菌の繁殖を防ぎ、多頭飼いの場合は他の個体に病原が移るのを防ぐことも期待できます。

汚れている箇所がお尻だけなら部分入浴をしたり、入浴せずに水を含んだスポンジや濡れたタオルを固く絞ってお尻を拭くのもよいです。

注意

※汚れが多い場合や、毛が抜ける場合は皮膚疾患の恐れがあるので獣医の診察をお勧めします。

※体毛の汚れだけではなく、皮膚の汚れがないか確認して、少しでも異常がある場合は早急に獣医の診察を受けてください。

モルモットの入浴は毛の長さや品種により異なりますが概ねは1ヶ月一回~半年に一回ぐらいがよいでしょう。

注意

※頻繁に入浴させるとストレスの原因にもなりますので頻繁に入れるのは控えましょう。

※妊娠期のモルは入浴を控えた方がよいです。

洗い方  

洗面器、タオルを用意し洗面器にお湯をはり片手で顔をおさえながら耳にお湯がかからないようにします。
シャンプーは人間のシャンプーではなく、低刺激のベビー石鹸やウサギなどのペット用のシャンプーを薄めて使うとよいでしょう。
シャンプーは沢山つけてしまうと油分を落としてしまいますし、皮膚が弱い子は痒がったり皮膚病になってしまうことがありますので、少量を必ず薄めてからつけて、顔と頭を避け耳に入らないようにして洗うようにしましょう。

姉妹サイトのモルモットに癒やされる暮らしにモルモットをお風呂に入れて洗う写真を掲載しています。

シャンプーを使わなくてもお湯だけでも十分汚れを落とすことができます。
また、ペットショップで入手可能なドライシャンプーや、体を拭くウエットティッシュ、濡らしたタオルなどを使用するのもよいでしょう。

入浴後のケア  

入浴後はキッチンペーパーやタオルで体を拭きます。音に怖がらなければドライヤーで体を乾かします。ドライヤーを使うときは、熱い風、強すぎる風を当てないようにしましょう。
また、モルモットは急な温度変化に弱いので入浴後に体温が下がらないように注意してください。

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