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モルモットの飼育方法-2匹目を増やすとき

新しい仔をお迎えするときは先住のモルとの関係があるのでいくつか気をつけるポイントがあります。

目次

2匹目のお迎え

新しい仔をお迎えするときは月齢が少ない場合は警戒心が強く怯えがあるので迎えた後の接し方を参考にして安心できるようにしてあげてください。

大人のモルをお迎えするときは先住のモルとの上下関係や縄張り意識があるので、いきなり同じケージに入れることは避けて、別のケージに分けて隣同士に置いて、それぞれの個体の性格と相性を確かめながら徐々に馴らしていく方法をとりましょう。

新しい仔の観察

新しい仔を迎えたら、すぐに他のモルと一緒にはしないで、しばらくの期間は別のケージに入れて隔離することをおすすめします。 しばらく隔離しているときによく観察してから他のモルと徐々に馴らしていきましょう。

観察する観点

  • 妊娠してないか(女の仔)。ショップなどで購入した場合は、雄と同じケージにいる時に妊娠している可能性があります。
  • 雄か雌を確認する。月齢の少ないモルはペットショップの店員さんでも見分けが難しい場合があります。男の仔のつもりで買ってきたら実は女の仔でした。そして先住の男の仔と交尾をして赤ちゃんを産みましたなんて事にならないようにしっかり観察しましょう。
  • 病気でないか。お迎えする前の飼育環境でダニや皮膚病や感染症などを患っている可能性があります。
  • 餌の種類と食欲はあるか? 迎えたばかりのモルは怯えているので餌や牧草は入手元の店員さん(飼い主さん)から教わり同じ物を用意すると少しは安心します。しばらくしたら、先住のモルと同じ餌や牧草を与えてよく食べるか観察しましょう。
  • 馴らし期間の確保。お互いにモルは自分だけではなく他にもいることを認識させます。初めはケージを少し離して置くのもよいでしょう。徐々に間隔を近づけて存在を認識させて馴らすようにしましょう。
  • 先住のモルとの相性。ケージ越しに鼻を出してモル同士でコミュニケーションをとるか、鳴き声でお話しするかなど。威嚇したり相手にストレスを与えるかもしれません。仕草を見てよく観察しましょう。

2匹目はお利口さん

最初に家族になった先住のモルに比べて、2匹目は環境に慣れるのが早いと思われます。それは同じケージか、別々のケージかにより異なりますし、外で一緒に運動する時間にもよります。

モル同士が仲良くする時間が多い場合は、往々にして2匹目は先住モルから新しい環境の作法やルールを学ぶので、環境にも飼い主さんにも早く馴れる傾向が見られます。

イタズラも先住のモルを真似して覚えて、さらに独自のイタズラも見つけることでしょう。

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