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モルモットの飼育方法-牧草の与え方

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牧草の必要性  

モルモットの原種は野草の茎や根っこや樹皮などを食べていました。その当時にはペレットはありませんでした。
現代のペットとしてのモルは飼い主が牧草のほかにペレットや野菜や果物を与えてくれます。
しかしながら、あくまでもモルモットの主食は牧草です。
これにはいくつかの必要性があります。

主食は牧草です

  • 咀嚼することで歯の伸びすぎを防ぐ
  • 同様に咀嚼することで歯が痒いのを解消する
  • ストレス解消
  • 繊維質の摂取により腸内細菌を正常な状態に維持する
  • 飲み込んでしまった毛を排出させる
  • 栄養価が低いため(ペレットや果物に比べて)太りにくい

などです。

牧草にはアルファルファとチモシーの2種類があります。

アルファルファ

マメ科の植物で大豆の2~4倍のタンパク質を含みカリウムが豊富です。ビタミンAも豊富であり、さらにトウモロコシやニンジンの4~60倍のカロチンを含んでいます。 タンパク質が多く含まれているため成長期や妊娠中や、授乳期、産後には多めに与えた方がよいでしょう。
たあだし、成長期を過ぎたらアルファルファは控えた方がよいです。アルファルファを与え続けると肥満の原因になり、さらに腸内醗酵により消化管内にガスが発生しやすいため、鼓腸症になる恐れがあります。

チモシー

イネ科の植物で低タンパク、低カルシウムなので、成長期を過ぎたモルに良いです。
アルファルファより蛋白質の含有量が低いので、肥満防止や、老モルに最適です。
モルモットの消化器官はデリケートなので、古く硬くなった牧草はモルモットの柔らかい口の中や胃の粘膜や消化器官を傷つけてしまう恐れがあるため、柔らかく新鮮な牧草を与えるようにしましょう。

牧草はロングタイプとショートタイプに分けることができます。
モルモットの個体にもよりますが、モルの好みや床の作り方、牧草の与え方などでどちらが最適か違います。色々試してみてるとよいでしょう。
我が家ではケージの床にチップを置いているためショートのものだと、チップと混ざってしい、食べた量もわからないのでロングを与えています。ショートの時と比べると食べる量もわかり、モルが気に入っているようで良く食べてくれます。

一つ気をつけたいのは、モルは牧草の中に潜るのが好きです。顔中を牧草だらけにして喜んでいます。このとき堅くて長い牧草や、茎が折れ曲がった牧草は誤って目に入ると怪我をする恐れがあるので短く切るか取り除くなどすると安心です。

牧草は沢山食べるので多めに入れてあげるとよいでしょう。

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