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モルモットを家族に迎える-迎えた後の接し方

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迎えた後の接し方

モルモットがお家にやってきたら、最初の2~3日は静かな場所に置いて、抱っこしたり覗いたりしないで一人にそっとしてあげましょう。
モルモットはおとなしくてのんびりした動きなので、迎えた後にすぐに抱っこすることが出来ます。しかし、モルモットにとっては今までと環境が変わったのできっと怖くてビクビクして警戒しています。慣れるまでの間は水と餌をあげてそっと休ませてあげましょう。
特に、大きな音を出すなどで驚かすといつまでも警戒してしまいますので気をつけましょう。

迎えた後のモルの様子

最初に家にやってきたときは怖くて怯えて隅っこでじっとしています。
しばらくすると慣れてきて自分の置かれている環境の安全性や飼い主さんの存在やエサをくれる事を理解し始めます。
その後モルモットは動き回る範囲を少しずつ広くしていき、最初はケージの中を探検して安全を確かめます。
次第に慣れてくると鳴いてエサをおねだりします。

1~2日目 環境にならすため、抱いたりしないで見ているだけにする。

おそらく初日から数日間は巣箱に入ったままで外に出ないと思います。飼い主さんんは心配でしょうが、巣箱から出なくても知らないうちに餌と水が減っていれば心配ありません。

3日目 無理やり触ったりしないで、名前を呼んだり話しかけたりして様子をみる。

モルモットを観察して餌や水が減って、毛繕いをしたり巣箱から出ているようなら、少し慣れてきました。 この頃になったら、名前を呼びながら野菜をそっと手渡してみましょう。
最初は警戒して飼い主の手の臭いをかいだりすぐに巣箱に戻ってしまうかもしれません。
何度か繰り返すとだんだん近くに寄ってきて食べると思います。

4~5日目 手から餌をあげ寄ってきたら優しく撫でてあげる。

前からそっと手を近づけて頭から撫でてみましょう。頭から首にかけて優しく毛並みにそって撫でます。
最初はビクビクしていますが慣れてきたら飼い主は安全だと感じ始めます。
嫌がらなくなったら頭から背中にかけて撫でてみましょう。
※モルモットはお尻を触られるのが嫌いなので撫でるのは背中までにしましょう。

1週間目 抱っこしたり、外に出してあそばせてあげる。

撫でても逃げ回らなくなったら、ケージから出してみるのも良いですね。
多くの飼い主さんは抱っこしたいと思いますが、モルモットにとっては本能的に大きな動物に食べられるもしくは捕まったと感じてしまいます。
まずは膝の上に乗せて野菜を食べさせてみると飼い主は安全で美味しい物をくれると認識してくれます。

その後

毎日少しずつ抱っこしてあげたり、撫でてあげたり、手から野菜や、果物などをあげたりしていると、少しずつ馴れてきます。その時に名前を呼んであげると馴れてきたときに名前を呼ぶと近くに寄ってきたり鳴いて返事をしたりします。
ケージの近くに寄っただけでもケージに立って、撫でて欲しいと言う仕草をします。
なつきかたも、その仔の性格にもよりますが、迎入れてから数日でなつく仔もいれば、半年以上もたたないとなつかない仔もいます。
また、今まで外に出してもじっとしていた仔がもう一匹迎え入れたことによって、影響を受け活発に動き回るようになったり近寄ってきてくれたりするようになることもあります。

注意

※モルモットは環境の変化や食べ物の変化に敏感で、急な変化でエサを食べなくなったり水を飲まなくなることがあります。
牧草とペレットは、モルモットを譲り受けた元の飼い主さんもしくは買ったお店で使っていた銘柄を教わり、同じ物を用意してあげて下さい。モルはこれだけでも少しは安心出来ますので。

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